山形県よろず支援拠点コーディネーターの小山です。

米沢に昔からある古民家をそのまま使って、創業されたい方のご相談を受けて訪問いたしました。

小牧千庵は、明治よりも古く江戸のころよりここ米沢市塩井にあった建物で、先祖は江戸時代に幕府から肝煎り(庄屋)の命をうけていた由緒ある家です。個人所有ですが、地域の寄り合いや法事等があると貸し出されています。

事業として、地域の方々以外にも貸し出しのほか、一般の方でも気軽に立ち寄れる茶屋・郷土米・野菜をつかった田舎料理を提供したいとのこと。

早速、建物の中を拝見。

米沢市塩井小牧千庵いろり

今は使われていないそうですが古民家らしい囲炉裏がありました。

玄関を入ってすぐ、囲炉裏がありました。こだわりの緑茶や番茶を提供するサービスを考えておられますので、この囲炉裏も出来れば活かしたいところです。活かせなくてもアイキャッチとして古民家を知らない世代や観光客の目を引けそうです。

米沢市塩井小牧千庵座敷

襖を取りはずしたお座敷は20畳近くありました

米沢市塩井小牧千庵縁側

赴きある火鉢とよく手入れされた庭園がみえます

所々、きれいに直したところがあるようですが、十分、古きよき日本家屋のお屋敷らしい雰囲気が感じられます。

米沢市塩井小牧千庵蔵

蔵もありました

米沢市塩井小牧千庵蔵貯蔵

蔵の中には、地域の書物や先祖の遺品等を貯蔵

蔵の中には、第二次世界大戦時の将校服と思われるものなどもありました。この蔵は、お見せできるのもだけを飾って、米沢市塩井の歴史を語る資料室として活かす予定です。

また、店内で使用する装飾品や小物なども、蔵の中にあるものを使いたいということで、古くてぼろぼろになってしまった表具などを、同じく私が支援している米沢市門東町にある高山紙店・表具店さんにお越しいただき見ていただきました。

米沢市塩井小牧千庵表具

蔵の外にあった表具

変わり屏風となっていて、作りはしっかりしているので表具の直しは可能ということ。ただ、状態が悪く高額になるため価値に似合うかどうかという、この地域の表具を昔から見てきたプロならではのご意見もいただきました。

変わり屏風についてはパタパタと画が代わる珍しいものですが、高山紙店・表具店さんが分かりやすく教えてくれました。小さくするとこんなものです。

と、ご支援のために色々と拝見させていただきました。その上で、今回は、特にコンセプトの確認や、集客を見据えたお店作りから商品・サービスの提案、開店までの準備などアドバイスをさせていただきました。今後、めでたく開店となりましたら再度お知らせできればと思います。

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小牧千庵
TEL:0238-40-8855
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最後までお読みいただきありがとうございました。

(文責:コーディネーター小山